専門家会議のメンバー、ウイルスとの「戦争」表現に違和感 「戦犠牲になるのは指揮官ではなく弱い人」「女性に嫌う人が多い」
新型コロナ、未だ手付かずの倫理的課題は? 専門家会議のメンバーが問いかける
さらに、「ウイルスとの戦争」「総力戦」など、戦争のメタファー(隠喩)が頻繁に使われることも、一定の人々への拒否感を強めている問題を指摘した。「『戦争なのだ』と言われると鼓舞される人もいるかもしれません。しかし、過去の戦争で犠牲になってきたのは、指揮官ではなく、たくさんの弱い人たちです」「このウイルスとは長く付き合っていかなければならない中で、『戦争』という表現は適切とは思えません。