【コロナ不況】夜の街・仙台市国分町苦境 ひそかに消えていく店「大切なのは客の命を守ること
人けが消えた通りをネオンがまぶしく照らす――。新型コロナウイルスの猛威にさらされ、東北最大の歓楽街「国分町」(仙台市青葉区)の光景は一変した。客足の激減によって打撃を受ける「夜の街」を歩いた。【面川美栄、藤田花、神内亜実】「東日本大震災は『復興バブル』で売れたがコロナは収束が見えない」「花の流通を止めないためにも、お力添え下されば幸いです」店先の張り紙に足を止めると、オレンジのガーベラが1輪100円で売られていた。