【解決】纒向遺跡で6年前に見つかった用途不明の板状の石、硯に似てるから硯でしょう、と研究者
纒向遺跡 板状の石はすずりか
邪馬台国の有力な候補地とされる桜井市の纒向遺跡で見つかった板状の石は、すずりとみられることがわかりました。調査した研究者は、「当時、中国との交易には文書のやり取りが必要で、すずりは文字を書くために使っていたのだろう」と話しています。桜井市の纒向遺跡は、3世紀から4世紀にかけての大規模な集落跡で、女王、卑弥呼が治めた邪馬台国の有力な候補地とされ、大陸との交流を示す中国製の鏡などが見つかっています。