【コロナ不況】「仙台牛」ピンチ 外食需要減少、売値下落で畜産農家打撃「安い時に買って」
新型コロナウイルスの感染拡大による外食需要の減少や小中学校の休校の影響で、宮城県内の畜産農家は和牛や牛乳の価格下落に直面している。特に、ブランド和牛「仙台牛」は、自粛要請で当面は厳しい環境が続きそうだ。関係者は消費喚起を目指し、「安い時に、自宅用に買って支えてほしい」と呼びかける。【深津誠】県内の和牛生産者の売値に大きな影響がある東京食肉市場のA5ランクの和牛の枝肉価格は、今年1月までは1キロ当たり2700~2800円程度で推移していたが、3月に2342円に下落。