【コロナと防災】大規模洪水で3割の感染症指定医療機関が数メートルも浸水 京大調査
新型コロナウイルスなどの感染症医療を担う全国372カ所の感染症指定医療機関のうち34%が、千年に1度の大規模洪水が発生した際に浸水する可能性があるという調査結果を、京都大防災研究所の角(すみ)哲也教授(河川工学)らの研究グループが27日、発表した。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、水害の発生も重なれば「複合災害」となる恐れがあることから、医療機関におけるリスクを明らかにし、洪水時の対策に活用してもらうのがねらい。