【検察庁法改正案見送り】「重要法案で始めての挫折」 世論の大反発、支持率低下に政権が耐えきれず 自民長老「惨めな帰結」★2
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検察官の定年延長のための検察庁法改正案の今国会成立が見送りとなった。安倍晋三首相と与党幹部が、同法案を含む国家公務員定年延長関連法案の会期内成立を断念したからだ。「ツイッターデモ」に象徴される広範な世論の反発に、政権が耐え切れなかったのが原因だ。安倍首相にとっては「重要法案での初めての挫折」(側近)で、コロナ禍の中での1強崩壊と史上最長首相の求心力低下が浮き彫りになった。