【ξξ】コロナのせいでカツラの供給がストップ 患者や家族の間で嘆きと戸惑いが広がっている
小児がん治療などで髪が抜けた子どものために無償で医療用ウイッグ(かつら)を提供するNPO法人の活動が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で停滞している。海外工場での髪の加工が困難になったためだ。ウイッグの到着を闘病生活の心の支えにしていた患者や家族の間で嘆きと戸惑いが広がっている。仙台市の「HERO(ヒーロー)」は年間に約25人の子どもにウイッグを無償提供してきたが、ヘアドネーション(髪の寄付)で届いた髪の加工を委託する中国の工場が2月に受け入れをやめたため、製作がストップした。