東アジアで死亡率が低い背景に「SARS-X」?日本人の一定数、新型コロナに似た中国由来のウイルスによる感染症に既に罹患か
国内陽性者IgM抗体の反応鈍く、東大先端研・児玉氏らが研究日本人の一定数は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に似た中国由来のウイルスによる感染症に既に罹患していた?―東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の児玉龍彦氏は、東大病院などで実施してきたCOVID-19の抗体検査で、IgMの反応が遅い患者が多かったことから、日本の死亡者数が欧米と比べて少なく抑えられている要因として、このような仮説を掲げている。