【研究】うつ病の発症に、幼い頃に感染する「ヒトヘルペスウイルス6」が関係している可能性・・・東京慈恵会医科大学
うつ病の発症に、多くの人が幼い頃に感染する「ヘルペスウイルス」が関係している可能性があるとする研究成果を東京慈恵会医科大学のグループが発表し、うつ病発症のメカニズムや治療薬の開発などに役立つと期待されています。この研究を行ったのは、東京慈恵会医科大学の近藤一博教授らのグループです。グループでは、多くの人が子どもの頃に感染する「ヒトヘルペスウイルス6」というウイルスが脳の一部に感染すると、ウイルスが持つ「SITHー1」という遺伝子が強く働くことを突き止めました。