「猫の島」毒殺容疑の80代男性不起訴 地検小倉支部「十分な証拠得られず」
「猫の島」として知られる北九州市小倉北区の離島・馬島(うましま)で毒の餌をまいて猫を殺すなどしたとして、動物愛護法違反と鳥獣保護法違反の疑いで書類送検された同区の80代男性について、福岡地検小倉支部は25日、不起訴処分とした。「起訴するに足りる十分な証拠が得られなかった」としている。2019年10月に男性を刑事告発した、動物虐待防止に取り組む福岡市の特定NPO法人SCAT(スキャット)は、処分を不服として検察審査会への申し立てを検討する。