【朝日新聞】最低賃金の引き上げ議論開始 コロナで政財界から慎重論 今は15県が790円、最も高い東京が1013円
雇い主が働き手に最低限払うべき時給「最低賃金」(最賃)の今年の引き上げ幅を巡る議論が26日、始まった。過去4年は政府の旗振りの下で年3%のペースで引き上げられてきたが、今年は新型コロナウイルスによる経済への打撃を踏まえて政府や経済界から慎重論が出ており、「3%」は見込みづらい情勢だ。最賃は地域別に異なり、今は最も低い青森、島根、高知、鹿児島など15県が790円、最も高い東京が1013円。