【沖縄戦】10歳で捕虜になった母「戦後はもっと大変だった」 玉城知事の「命どぅ宝」原点(毎日)
沖縄県の玉城(たまき)デニー知事は26日の定例記者会見で、太平洋戦争末期の沖縄戦の教訓について語った。沖縄本島北部の西約9キロに浮かぶ伊江島で米軍の捕虜になった母親(故人)の戦争体験を紹介し、「一言で言えば『命(ぬち)どぅ宝』(命こそ宝)。体験者の語るつらい、厳しい、重い話をしっかりと受け止め、こんなことを再び繰り返してはいけないと、沖縄から世界の皆さんに発信していきたい」と改めて平和発信への決意を述べた。