【産経新聞】IWC脱退・商業捕鯨再開から1年 国際理解浸透か
日本が国際捕鯨委員会(IWC)を脱退してから30日で1年を迎える。一昨年末のIWC脱退通告や31年ぶりとなった昨年7月1日の商業捕鯨再開時には、反捕鯨国や海外主要メディアから批判が相次いだが、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあってか、国際的な批判は下火になっている。「わが国の捕鯨に関する懸念やIWCについて言及があったことはない」 茂木敏充外相は26日の記者会見で、今年前半に行った50件を超える各国外相らとの電話会談などを振り返り、こう語った。