【線状降水帯】福岡・大牟田市、24時間降水量が446・5ミリに達し、観測史上最高だった312ミリ(1990年)を大幅に更新
防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は6日夜、九州北部の大雨で、福岡県大牟田市では浸水の深さが少なくとも4メートルに達したとの解析結果を発表した。防災科研は、SNSに投稿された浸水状況の写真などと標高データを組み合わせて、同市中心部の浸水範囲を推定した。それによると、中心部の広い範囲で浸水し、6日午後8時までにJR大牟田駅周辺で浸水の深さが1~2メートル、同駅の北西約1キロ・メートルの大牟田川近くでは約4メートルに達したとみられるという。