【ファウチ所長】「最近の感染者、非常に多くが比較的若く、健康面のリスクが低い、死亡率が4月に経験した水準に戻るとは思えない」
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、新型コロナウイルスに感染しても重症化しないと考え、バーに出かけ人と交流できると向こう見ずな賭けを行う若者らに対し、「不注意にパンデミック(世界的大流行)を拡大させている」と警告した。ファウチ所長はジョージタウン大学主催のバーチャルイベントで、「科学とエビデンス(証拠)に忠実である」こと、議論の的になっているマスクや他の問題を巡る「政治的ナンセンス」に巻き込まれないことが最も重要だと主張した。