【尾身会長】「4月とは状況異なる、現在は重症化している人が少なく、医療提供体制も改善している、検査対象を無症状者に広げている」
衆院予算委員会は15日、新型コロナウイルス感染症対策などに関する閉会中審査を実施した。政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長は、現在の東京都などの新規感染者数の増加について、緊急事態宣言を発令した4月の状況とは異なるとの認識を示した。尾身氏は「(宣言前と)単純に比較できない」と述べ、現在は重症化している人が少なく、医療提供体制も改善していることや、検査対象を無症状者らに広げていることを指摘。