【生態系】ラッコの生態系復帰、捕食動物の再導入がもたらす恩恵 カナダ研究
1970年代にカナダの西海岸に再導入されて以来、貝やウニを大量に食べるラッコは地元漁師の悩みの種となってきた。だが最新の研究によると、ラッコは経済的な面で損失よりも大きな恩恵をもたらしていることが分かった。研究は、カナダのブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia)とバンクーバーアイランド大学(Vancouver Island University)の研究チームが主導したもので、米科学誌サイエンス(Science)に先ごろ掲載された。