【石炭火力】仙台PS運転差し止め訴訟結審 10月28日判決
仙台市宮城野区の石炭火力発電所「仙台パワーステーション」(PS、出力11万2000キロワット)の排出ガスで健康被害が生じる恐れがあるなどとして、周辺住民ら124人が運転の差し止めを求めた訴訟は26日、仙台地裁で結審した。判決は10月28日。原告団長の尚絅学院大大学院の長谷川公一特任教授は意見陳述で、排出ガスに含まれる微小粒子状物質(PM2.5)などの放出量が増え、施設周辺の早期死亡者が人口10万当たり年2.16人に上るとする推算を紹介した。