【大阪高裁】京都・朝鮮学校へのヘイトスピーチ 二審も罰金 在特会元幹部の控訴棄却
朝鮮学校に対するヘイトスピーチ(憎悪表現)で社会的な評価をおとしめたとして名誉毀損(きそん)罪に問われた在日特権を許さない市民の会(在特会)の元幹部、西村斉(ひとし)被告(51)の控訴審判決で、大阪高裁は14日、罰金50万円とした1審京都地裁判決を支持し、控訴を棄却した。昨年11月の京都地裁判決は同罪の成立を認める一方、日本人拉致という公共性の高い事柄を明らかにする意図で「公益を図る目的があった」とし、懲役1年6月の求刑に対し罰金50万円を言い渡した。