【コロナ】ブラジル失業率13.8% 5~7月、過去最悪
ブラジル地理統計院(IBGE)は30日、5~7月期の失業率が13.8%となり、統計開始以来、過去最悪を記録したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により、中南米では各国で失業率の上昇が深刻化している。4~6月期から0.5ポイント上昇した。失業者の総数は1310万人と、高水準で推移している。ブラジルでは新型コロナの感染拡大はピークを超え、工場や商店は再開しつつあるが、企業の倒産や店舗の閉店も相次いでおり、余剰雇用を吸収しきれていない。