【18歳】少年法改正の要綱案「少年法の理念失う」 事件遺族らが要望書
成人年齢の18歳への引き下げに伴い、少年法を現行よりも厳罰化するなどとした法制審議会の要綱案について、事件の被害者遺族らで作る団体が「要綱案は積み重ねてきた少年法の理念を失う」として、見直しを求める要望書を法務省に提出しました。法制審議会の部会では、再来年に民法上の成人年齢が18歳となることに合わせて、少年法で保護の対象とする年齢を引き下げるべきか議論してきましたが、部会は先月、現行よりも厳罰化するなどとした要綱案を承認しました。