被害を証言する女児に付き添い犬同伴 女児がゴールデンレトリバーを伴って入廷 虐待事件公判で異例の許可
虐待を受けた子どもの刑事裁判を巡り、関東地方の地方裁判所が、被害を証言する子どもの精神的負担を減らすため、公判への付き添い犬の同伴を許可していたことが、関係者への取材で分かった。裁判関係者によると、精神的負担の軽減を目的とした動物の同伴許可は異例という。「付添犬」の認定前に適性確認を受けるゴールデンレトリバーのハッシュ(2017年10月)=日本介助犬協会提供・共同子どもが被害者となった事件では、司法手続きでつらい体験を話すことへのストレスが指摘され、負担軽減の取り組みとして注目される。