【岐阜】黒毛和牛の頭と右前足を切断し盗んだ疑い フィリピン国籍の男2人 起訴内容認める「生活苦しく、解体し食べたり売ろうと」
今年7月に岐阜県坂祝町の牧場で牛1頭を盗んだとして窃盗罪に問われた、フィリピン国籍の無職の男2人=いずれも美濃加茂市=の初公判が12日、岐阜地裁御嵩支部(小川貴紀裁判官)で開かれ、2人とも「間違いありません」と起訴内容を認めた。冒頭陳述で検察側は、2人は同じアパートに住む親族で犯行当時は無職だったとし「仕事がなく生活が苦しくなり、フィリピンで家畜を育てていたことから、盗んで解体し、食べたり売買したりしようと考えた」と指摘した。