平等院鳳凰堂旧扉に菩薩の「来迎図」 創建時のものと判明
世界遺産・平等院(京都府宇治市)は12日、国宝・鳳凰(ほうおう)堂(阿弥陀堂)の旧中央扉が創建(1053年)当時のものと判明したと発表した。光学調査で複数の菩薩が描かれた「来迎図」も確認。創建当時の様子を知る貴重な資料となる。旧扉は、鳳凰堂正面中央部の観音開きの2枚からなり、南扉は半分ほど欠損し、北扉は縦約4・7メートル、幅1・6メートル。
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