【調査】死亡直前のがん患者 約40%が痛み・・・国立がん研究センター
がん患者の痛みを減らせるよう、国は緩和ケアの普及を推進していますが、亡くなる直前まで痛みを感じていたがん患者がおよそ40%に上るとみられることが、国立がん研究センターが遺族を対象に行った調査で分かりました。センターは緩和ケアの質を高めることが必要だなどとしています。国立がん研究センターは2017年にがんや心不全、脳梗塞などで亡くなった患者の遺族およそ5万人を対象に、亡くなる1か月前からの患者の状態を聞く大規模な調査を初めて行い、およそ2万1000人から回答を得ました。