JR北海道への政府支援、継続へ 「年200億円台」軸(朝日)
JR北海道への国の支援が2021年度以降も継続される見通しとなった。JR北は北海道新幹線の札幌延伸後の31年度以降の経営自立をめざし、それまでは国や自治体の支援で乗り切る計画だが、新型コロナウイルスの影響で利用客は想定以上に急減。赤字路線を巡る関係者の協議も難航しており、再建の行方はなお不透明だ。(長崎潤一郎)国は18年7月、JR北に経営改善を求める異例の監督命令を出し、19~20年度の2年間を第1期集中改革期間として計約400億円の財政支援を決めた。