【最高裁】60年ぶり判例変更 地方議員の出席停止「裁判の対象になる」
地方議員の出席停止「裁判の対象になる」 最高裁が60年ぶり判例変更
地方議会が議員に科した出席停止処分の適否は裁判の対象となるかどうかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は25日、「対象になる」との初判断を示し、1960年の最高裁判例を60年ぶりに変更した。大法廷は「住民の負託を受けた地方議員としての責務を十分に果たすことができなくなるような処分の適否は、司法審査の対象となる」と理由を述べた。