【夫婦世帯の収入合計320万円以上だと2割負担】課税所得28万円以上も2割 75歳医療費負担増の対象
政府は10日、75歳以上が支払う医療費窓口負担の2割への引き上げを巡り、単身者の年金収入モデルで「年間200万円以上」を対象に詰めの調整を進めた。近く全世代型社会保障検討会議を開き、最終報告に盛り込む。年金の収入が200万円未満でも「課税所得が28万円以上」の人は対象に当てはまる場合がある。夫婦世帯の収入では、年金暮らしで主に元会社員の夫と国民年金をもらう専業主婦の想定で、合計320万円以上だと2割負担となる。