”揺さぶり虐待”無罪で大阪地検が「控訴しない」方針 母親の無罪確定へ
生後4か月の長男を激しく揺さぶったとして傷害罪に問われた母親に12月4日に無罪が言い渡された裁判で、大阪地方検察庁が控訴しない方針であることが分かりました。大阪府内の30代の母親は3年前、自宅で生後4カ月の長男を激しく揺さぶり急性硬膜下血腫などのケガをさせたとして傷害罪に問われていました。12月4日の判決で大阪地裁(大寄淳裁判長)は、「長男にはすでに古い(硬膜下)血腫が広範囲に存在していて軽微な力で出血した具体的な可能性がある」と指摘し、無罪を言い渡しました。