【京の都】児童館職員ら「京都市が不当労働行為」と主張 30年続いた団体交渉に応じず、救済申し立て
京都府内の児童館や学童クラブの職員らでつくる全国福祉保育労働組合京都地方本部は23日、京都市が団体交渉に応じないのは不当労働行為に当たるとして、府労働委員会に救済を申し立てた。申立書によると、同本部は1989年から毎年、児童館と学童クラブの職員の待遇を巡って市と団体交渉を行ってきた。しかし今年6~9月に同本部が3度にわたって団交を申し入れたところ、市は「労使関係にない」などとして拒否したという。