【国際】ロシアで資金援助などに関する規制法が可決 外国から援助を受ける場合は個人でも登録を義務付け
ロシアのプーチン政権が来年秋の下院選をにらみ、反体制派の締め付けを強化している。ロシア下院は23日、外国からの資金援助やデモなど集会に関する規制法を次々と可決。上院も25日に承認した。ロシアに厳しい立場を取るバイデン次期米政権が反体制派を支援する事態を警戒しているとみられる。波紋を広げたのは、外国から資金援助を受けるNGOや報道機関を「外国のエージェント(手先)」として登録を義務付ける規制法を改正し、適用範囲を個人にまで拡大したことだ。