【放火殺人】目がほとんど見えず半身不自由な父親に生きたまま火を放った娘(37)に懲役16年の判決 福岡
福岡市南区の自宅で父親に火を付けて殺害したなどとして、殺人と現住建造物等放火などの罪に問われた木下玲子被告(37)の裁判員裁判で、福岡地裁(中田幹人裁判長)は19日、「目がほとんど見えず半身不自由な父親に生きたまま火を放つという残虐なもの」として懲役16年(求刑懲役17年)の判決を言い渡した。争点だった刑事責任能力の程度に関して、判決理由で中田裁判長は、火を付けた後に消火活動をしたことや、119番して状況を説明した点を指摘。