【スペイン】始まった「ワクチン格差」。“上級国民”による順番無視の優先接種に社会的批判が高まる。
ワクチン接種で特権を利用して優先順位を飛び越さんとする政治家たち2020年12月27日からスペインでも最初にファイザー社のコロナワクチンの接種が実施されたのであるが、政治家らが特権を利用してワクチン接種の優先順位を飛び越えて先にワクチン接種を受けていたのが問題になっている。スペインでは、ワクチンを受ける優先順位は、まず老人ホームの高齢者、老人ホームに勤務している介護士、病院でコロナ患者を第一線で臨床している医療従事者と言った順番でワクチンが接種されることになっている。