【10万年の隔離が必要】一気に来た「廃炉時代」 膨れていく原発の後始末
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東日本大震災の後、日本は一気に「大量廃炉時代」を迎えた。原発の老朽化に規制強化が重なり、再稼働をあきらめる経営判断が相次いだためだ。国内にあった原発57基で廃炉になったのは24基。それぞれ30~40年かけて解体される。10万年の隔離が必要な「核のごみ」とともに、後始末が社会に重くのしかかる。震災後、21基が廃炉に 廃棄物に命運
原発の廃炉作業は、放射能の減衰を待ちながら原子炉の周辺、原子炉、建屋の解体へと段階的に進む。