【中国】2020年度の出生数、前年比3割減の1004万人 少子化に歯止めかからず
中国の人事社会保障省が8日公表した統計によると、2020年の出生数は前年より3割以上減少し、1004万人だった。出生数の減少は4年連続で、「一人っ子政策」撤廃がベビーブームにつながっていないことが示された。男女別内訳は男子が52.7%、女子が47.3%だった。中国は1970年代後半に人口抑制策の「一人っ子政策」を導入したが、急速な少子高齢化を背景に16年に撤廃、子どもを2人まで認める「二人っ子政策」に転換した。