【NEXCO東日本】外環道建設中に起きた調布市の陥没事故、資産価値低下を危惧する住民に不誠実な対応
2020年10月18日、東京都調布市東つつじヶ丘2丁目住宅街の生活道路が陥没した。当初から周辺住民は、事故の原因はその地下40m以深で建設中の高速道路「東京外郭環状道路」(以下、外環)に違いないと読んでいた。外環は千葉県、埼玉県、東京都を円弧状につなぐ高速計画だが、未完成の東京工区(練馬区と世田谷区をむすぶ16km)については大深度(概ね地下40m以深の地下空間)を直径16mという日本最大の巨大掘削機「シールドマシン」が2017年行以降からトンネル建設を進めていた。