【速報】コンテナ運賃、日本発交渉 例年より遅れ。相場観に隔たり。契約 多様化か
コンテナ船社と日系荷主の2021年度輸送契約更改交渉(運賃交渉)の進捗(しんちょく)が、例年に比べて遅れている。昨年来のコロナ禍で航路環境が激変。昨年後半からスポットのコンテナ運賃が空前の水準で高止まりし、コンテナ不足も収束のめどが見えない中、長期契約運賃の相場を見極められないためだ。船社と荷主には運賃相場を巡り認識に隔たりがあるほか、細かい船積み本数の事前取り決めなど、個別の顧客ごとに契約内容が多様化する可能性が高そうだ。