持続化給付金詐欺を代行した税務署職員、申請希望者やマニュアルの一覧表が入ったデータのファイル名が「金のなる木」600件やらかす
毎日新聞
持続化給付金は「金のなる木」だった――。新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺罪などに問われた甲府税務署職員、藤山雄太被告(26)=甲府市=の初公判が16日、名古屋地裁一宮支部(斉藤一美裁判官)であった。検察側によると、藤山被告の自宅のパソコンからは申請希望者の一覧やマニュアルなどのデータが見つかり、ファイル名は「金のなる木」と記され、やり取りに秘匿性の高い暗号化メールが使われていたという。