【名古屋大学病院】主治医が肺がん疑い見落とし治療5年超遅れ 患者死亡
2021/2/19 21:02
名古屋大学病院(名古屋市昭和区)は19日、医師が画像診断の結果を見落としたために肺がんの診断・治療が5年9カ月遅れる医療ミスがあったと発表した。患者は見落としから8年4カ月たった昨年3月に死亡した。病院の説明によると、患者は愛知県在住の男性。頭部の動脈炎で名大病院総合診療科を受診していた2011年11月、放射線科医が胸部CT画像を確認した際、小さな影を発見し「肺がんの疑い」と画像診断リポートに記載した。