【東日本大震災10年】友好の塩、米西海岸でチーズに 岩手・陸前高田の漂着船が縁
米カリフォルニア州クレセントシティの老舗チーズ会社が、岩手県陸前高田市の塩を使ったチーズづくりに取り組んでいる。両市は、東日本大震災による津波で流された1隻の船が縁となり、姉妹都市協定を締結。チーズ販売で得た資金を青少年交流の費用に充てる計画で、両市の友情は草の根レベルで深まっている。復興「いい絵ができている」 達増岩手知事インタビュー―東日本大震災10年
2013年4月、カリフォルニア州最北端の港町に、フジツボと泥で覆われた船が流れ着いた。