アイヌの伝承から防災を考える アイヌ民族博物館のシン・ウォンジさん「昔の地層やアイヌの伝承には大きい津波の痕跡が残っている
アイヌの伝承から防災を考える
東日本大震災から10年になるのに合わせて防災について考えてもらおうと、胆振の白老町の博物館で6日、地元のアイヌの人たちに伝わる津波の伝承を紹介する講演会が開かれました。ウポポイにある国立アイヌ民族博物館で開かれた講演会にはおよそ40人が参加し、はじめに学芸員がアイヌの伝承にある「津波は悪い神が引き起こすもので、津波が来たら標高の高い山に避難する」という言い伝えを紹介しました。