【WHO・テドロス事務局長】“コロナワクチン公平分配” 改めて呼びかけ 「豊かな国と途上国との間で、接種回数の差が広がっている」
WHO(=世界保健機関)は、新型コロナウイルスのワクチンについて、豊かな国と途上国との間で、接種回数の差が広がっているとして、あらためて公平な分配を呼びかけました。WHO・テドロス事務局長「不公平な供給は倫理的な問題だけでなない。経済と疫病学的にも自滅的だ」テドロス事務局長は22日、このように述べ、豊かな国のワクチンの接種回数と、途上国などに分配する国際的な枠組み「COVAX」を通じた接種回数の差が、広がりつつあることに懸念を示しました。