ホンダジェットで「航空業界変える」 開発会社の藤野社長インタビュー
ホンダの小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」が2020年に31機を納入し、小型ビジネス機のシェアで初めて5割を超えた。ライバル機よりも燃費性能や乗り心地に優れ、新型コロナウイルス下でも販売は堅調だ。納入数は4年連続トップとなり、15年の初納入以降、空の世界で確かな地位を築いた。生みの親であり、30年以上にわたり開発に携わった米子会社「ホンダ エアクラフト カンパニー」の藤野道格社長(60)は、最新技術を取り入れた機体開発に意欲を示し「航空業界を変えたい」と語った。