【医療】2020年度のインフル学級閉鎖ゼロ、中国地方5県 ここ20年の調査では初めて 専門家「ウイルス干渉が起こった可能性がある」
インフルエンザによる学級・学年閉鎖と休校が、2020年度は中国5県の小中高校や幼稚園などでゼロだったことが1日分かった。5県とも直近の20年間でゼロは初めて。各県は、新型コロナウイルスの流行で感染予防の取り組みが定着し、渡航制限によって海外からの流入も減ったためとみている。5県などによると、19年度の学級・学年閉鎖と休校は、広島414件▽山口341件▽岡山569件▽島根281件▽鳥取(9月以降)171件―の報告があったが、いずれもゼロになった。