【日本】ローマ教皇「最貧国にワクチンを」 復活祭ミサで訴え 高所得者国はワクチン接種率が高い
世界に約13億人の信者がいるローマ・カトリック教会のトップ、フランシスコ教皇は4日、バチカンのサンピエトロ大聖堂で「復活祭(イースター)」のミサを行い、国際社会全体が貧しい国の人々にもワクチンが行き渡るよう訴えるメッセージを発表した。フランシスコ教皇は「ワクチンはこの(コロナとの)闘いで重要な手段」としたうえで、高所得国と最貧国でワクチン接種状況に大幅な格差があることを念頭に、「国際社会全体に対し、特に最貧国において、ワクチン供給遅延の克服に取り組み、供給を促進するよう主張します」と訴えた。