【イスラエル研究】ファイザー製ワクチン、慢性病患者にも有効
米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、糖尿病や心疾患などの慢性疾患を抱える患者が感染した場合、症状の発現と症状悪化を抑える効果が高いことが22日、イスラエルのクラリット研究所が実施した大規模分析で明らかになった。分析には約120万人分のデータを利用。症状の発現を防ぐ有効率は、心疾患もしくは慢性腎臓病を持つ患者で80%、2型糖尿病患者で86%、脳血管疾患患者で75%、免疫不全患者で84%だった。