【花田紀凱】<「都道府県知事は“やった感”を出さないと、次の選挙で落ちてしまう」>「今、なすべきことは、死者を減らすこと」
またまた東京、大阪などで緊急事態宣言。さすがに「またかよ」という声が多い。『週刊新潮』(4月29日号)のトップ「兵站(へいたん)なき『コロナ戦線』総崩れ」のなかで唐木英明さん(東大名誉教授、食の安全・安心財団理事長)はこう語っている。〈「これまで2回の緊急事態宣言は、感染のピークを過ぎてから出され、恐怖心と一体のアナウンス効果しかなかった(中略)効果は繰り返すたびに薄れるので、1回目はわりと効果があっても、2回目はだいぶ弱まりました。