【米国】バイデン大統領「トリクルダウン理論は機能しなかった」 “大きな政府”で格差是正へ
バイデン米大統領は28日夜(日本時間29日午前)、上下両院合同会議で就任後初の施政方針演説に臨んだ。格差是正を最優先し「底辺を引き上げ、中間層を起点に経済を成長させるときだ」と宣言した。「21世紀を勝ち抜くため中国やその他の国と競争している」と表明し、中国に対抗する姿勢を鮮明にした。29日で就任100日となるバイデン氏は新型コロナウイルスのワクチン普及などの成果を誇り「危険を可能性に、危機を好機に、後退を強さに変える」と強調した。