東京五輪が社会のリスクに 今も続く医師、看護師の大量派遣依頼、現場は「不可能だ」
<連載「五輪リスク」(1)コロナ拡大>
新型コロナウイルス感染症が拡大する中、東京五輪・パラリンピックが社会の安全を脅かすリスクになっている。大会の意義に立ち返りながら「どうあるべきか」を問う。(臼井康兆、原田遼、藤川大樹、岡本太)◆平身低頭のお願い文書
「新型コロナウイルス感染症等の感染拡大に伴い、看護職の確保が不十分な状況に至っております」東京五輪・パラリンピックのため、大会組織委員会が日本看護協会へ送った4月9日付の文書。