「南海トラフ地震」の予兆あり 複数が連動すればM10規模、津波犠牲者47万人も〈AERA〉
日本周辺には、(1)北米プレート、(2)太平洋プレート、(3)ユーラシアプレート、(4)フィリピン海プレートの四つがひしめき合っている。それらのプレート同士の反発やひずみが、巨大地震を引き起こしてきた。代表的な例は2011年3月の東日本大震災だ。過去最大規模のマグニチュード(M)9.0を記録したこの地震は、北米プレートの下に太平洋プレートが潜り込む「境界断層」にひずみがたまり、その断層が大きく滑って発生した。